知っておきたい佃煮の歴史

知っておきたい佃煮の歴史

今日は佃煮のうんちく話をしたいと思います。

ふだんから何気なく口にしている佃煮が、一体いつからあったもので、誰が作ったものなのか、みなさんは知っていますか?実は東京生まれなのです。

今も東京都中央区には佃という名前のまちがあります。

近年、庭園のような広い公園つきの分譲マンションが次々と立ち並び、著しい発展を遂げている湾岸エリアです。

江戸時代は、このあたりは佃島と呼ばれ、漁師たちの島として発展していました。

そこの漁師たちが、悪天候の時や長い間漁に出る時の船内食として、小魚や貝類を塩や醤油で煮詰めて常備していたのがはじまりで、「佃島で煮込んだ」ので佃煮というようになったのだとか。

諸説ありますが、本能寺の変のあと、主君・織田信長を失って次は自分の命が狙われているという時、徳川家康は、逃げ延びた地でこの佃煮と出会い、ひどく感動したのだそうです。

今でも東京浅草・墨田などには、文久の代から続く老舗が多数あります。

何百年も昔から、同じ製法で作り続けてこられたものを今、この時代に自分が口にするって、なんだかすごく素敵なことだと思いませんか?東京に行かれた際には、観光のひとつとして佃煮の名店を訪ねてみるのもおすすめです。


Comments are closed.